漫画村騒動で代理店からの広告を出稿している会社にまで話が膨らんでいて、大変目出度い状況です。一応書いておきますが、私もアフィリエイトを始めてから10年が経過をしているので、裏も表も大概の事はなんとなしに把握をしています。裏面に関しては、どっぷりとは浸ってはいませんが、話位は多数聞いています。
で、上記のページ内にて、
DMM.comの片桐社長は「DMMの予算規模からみると広告費は小さい額であり、媒体まで全てチェックしきれておらず、気がつくのに遅れたことは、社長としての自分の責任です」というコメントを出されていました。
これは大嘘ですね。漫画村騒動で火災が発生をしており、このままでは漫画業界が!と言う論調に幾分なっているかと思いますが、それ以前からアダルト業界はやられっぱなしの状態で、業界がアダルトと言う理由だけで、誰も庇ってくれない状態がもうずっと続いています。アダルト業界の人間には発言権がないらしい。と言う印象すら受けてしまうのですが、D社はそうしたアダルト作品のまとめサイトに、自ら広告出稿をしていた経歴があります。
私自信には、そうしたメールは残念ながら頂いていないのですが、アダルトアフィリエイト業界では有名な話です。そもそも、著作権侵害を主軸としてするサイトはPV(閲覧数)を稼ぎやすいのですが、無料目的のユーザーしか来ない状態となり、一般的な形となる、クリックをされたらいくら?あるいは、売れたらいくら?と言う類のアフィリエイトでは成果がでにくいのが実情です。
では、そうした著作権侵害の作品を並べる、まとめサイトをやる理由は何か?と言うと三種類ありまして、一つはアクセスを売りにした形でのサイト売却。これは買い取った方が、残りの二種類に以降をするのですが、一つはクリック詐欺の広告を出すか、もう一つDMMからの広告出稿を待つ。と言う形になります。この辺りは各自で調べて頂きたいのですが、私は自慢気に、こうやってまとめていき、PVが増えていくと、天下のD社から広告出稿の話がきます!と言うページを見た事があります。残念ながら、今は探せませんが、Dはクソやな。と言うか、Dで作品を販売しているメーカーは何がしたいんだ?と前々から疑問を感じていました。
漫画村騒動の面白い点
おっさん、良く分からないと言いますか、正直に白状をしておきますが、昔はR4を使ってゲームのダウンロードをしまくった時期もあります。しかも自分でやろうとしたら意味が分からない状態だったので、後輩にR4を渡して、リストを作って来週までに頼むよ!とかやっていました。暴君だね。
ただ、漫画とかは、特に無料で見ていないですね。もちろん、正規で今だけ無料の試し読みとかはしますよ。
ただ、そうした著作権侵害をしているサイトって、大体Dとか、電子書籍サイトなんですよね。で、Dとか会社として一応はちゃんと出版社や著作権利者とやり取りをしている会社が広告主になっているケースがほとんどとなっていて結果としては著作権侵害をしているサイトに、著作権利者達が間接的に金を払っている状態でした。
個人的には著作権侵害のリスクを勝手に負っている人は、別にどうでも良いかな。と言う感想ですかね。ウイルス対策ソフトのコピー商品を売りまくって、億万長者になった男性がブラジルに住んでいるらしいのですが、何でブラジルか?と言うと、先進国にいくと即効で逮捕をされるから。と言うのが理由らしんですよ。もう人生、そこまで選択肢がなくなっている状態になっているので、ブラジルの豪邸で、残りの人生においてお金に困る事がなくなっても、そんな不自由な人生は嫌かな。毎日のように暑いんし、桜も見れないんだぜ。
悩ましい構図
個人的にはですね。著作権利者が著作権侵害をしているサイトに広告を出稿している広告主に大して、著作権侵害幇助で訴訟を起こして、賠償金を貰えば良い。と思うのですが、上述をしているように、著作権侵害をしているサイトは著作権利者の作品を販売してくれているサイトが中心になります。
その為、訴訟で訴えて巨額の賠償金を支払って貰っても、代わりに販売店が倒産をしてしまう可能性が高くなりますので、著作権者としては販売店が減少をしてしまい、結果としては売上が減少をしてしまう可能性が高い。と言う、これ何て言うパラドクス?と言う状態にとっくに突入をしています。大手の出版社であれば耐える事も可能でしょうが、中小のアダルトメーカーにおかれましては、D社が飛んだら、即終了となる可能性が高いので、最後の特攻になる可能性もありますので、動くに動けない状態ですかね。
一応、今回の騒動では、広告主は知らなかった。と白目を剥き出しにしながら言っているのですが、そんなものはアクセス解析ですぐに判明をする事ですし、アクセス解析をしていなかった。となれば、そいつ何やってるの?と言う話になりますし、面倒なので書きますが、知っていたに決まっているだろ。と言う事です。最近は優秀なはずの官僚様達が、一点に関しては記憶喪失になる事象が発生をしているのですが、真に受ける程、おっさん人間として出来ていません。
著作権侵害をしているサイトの稼ぎ方
上記で私は見ていない。と言う事を書きましたが、それはアフィリエイトをやっている立場となる為、そうしたサイトがどうやって稼ぎを出しているのか?と言う点を知っているからです。
→「漫画村」月間売上は6000万前後、利用者データを販売? サイトブロッキングシンポで調査結果が発表される
→「望んで広告を出しているものではない」 海賊サイト広告問題、出稿していた大手企業の言い分は
→「二度と掛けてくるな」 “漫画村”広告主への取材一部始終、広告は取材後に消滅 (1/2)
上記にもありますが、フィッシングなんて危ないよね。おっさんも海外と取引をしていて、ちょうど請求書を貰うタイミングだった時に、請求書のスパムメールをうっかりと開いてしまった事があります。普段はスルーをしているのですが、その時はタイミング的にバッチリだったせいで、油断してしまいました。
髪を切ってくれている床屋のK君も、海外サーバーのサイトは怖いから見ませんよ。と言っていたのですが、無料で見れるサイトは見ているみたいですが、それ海外サーバーやで。と言う事を理解していないので、一般的な人は分からないんでしょうね。日本語で書かれているなら安全。と言う類の気持ちだと思いますが、危ないよん。
迂回献金と構図は一緒
今回の漫画村騒動では広告主は知らなかった。と言う一点張りですが、これ構図としては迂回献金と一緒ですよね。悪い事をする時は、ばれた時に叩き切れるやつを使う。と言う古来からの手法となります。いわゆるアドネットワーク。と言う、ある程度ランダムでバナー広告を配信されるシステムを使っている。と言う事で、不作為に勝手に送られてしまって体を装えるのですが、上記の記事内にもあるように、このサイトでは配信をされないように外しておけ。と代理店に伝える事は可能となりますので、防ぐ気持ちがあれば防げたのは当たり前なので、被害者ぶってるんじゃないよ。と言う気持ちなのですが、どうなっていくんでしょかね?
今の流れとしては、世間的に知名度がない代理店に責任をなすりつけて収束を図ろうとしているのですが、漫画村がなくなっても次が生まれるいたちごっことなりますが、代理店も同様で、従業員の数もそんなに多くはない代理店なんてごまんとあるので、同じようにいたちごっこに突入をしますので、広告主に大して賠償金を支払って貰う。と言う循環を作らない限りは、中々難しいのではないでしょうかね。
ただ、そうなると上述をしているような形で販売店に牙を剥くしかない訳で、勝手にアップロードをされている!許せない!と言っている著作権利者が、どこまでガリバーに牙を剥ける事が出来るのか?と言う点に今後は注目をしてみたいと、ほぼほぼ関係のない私としては思っているのであります。もちろん、積極果敢に著作権侵害を目的としているサイトにも鉄槌を下す必要はあるのでしょうが、海外サーバー運営となっていて、追跡をするのは困難ですからね。
世間一般の人達の興味はすでに「漫画村 代わり」に移っているみたいで、なんとも言えない気持ちですかね。おっさんの興味はBookLiveの代わりにebookかまんが王国か?と言う点だけです。広告の張り替えをしないとね。
バトルロワイヤル
これからは映画のバトルロワイヤルのように、「皆さんにはこれから殺しあいをしてもらいます」と言う事になるのでしょうかね。
今まで無料で見ていた人達は次のサイトを探さないといけない。アドネットワークに頼っていたアフィリエイトをしている側は方向転換をしないといけない。広告主の販売店は謝罪に追われる。出版社は販売店の売上が減少をして、自社の売上も減少する可能性がある。と言う事で、正常化には向かうだろうし、それが正しいのだと思いますが、考えてみると、特に誰も得しないように思えるのですが、真面目にやっている人に正当な評価が下されるのは良い事ですかね。売上が増えなくても、元々そんなものだった。と言う事になりますから。
それよりも個人的に一番許しがたいのはグーグルです。ちょっと自作自演のリンクを張った位で、プリプリと怒りやがって検索順位を大幅に下げる癖して、著作権侵害をしているサイトの順位は高いの!
自社ルールよりも社会のルールを優先すべきなのではないですか?グーグル先生?前に漫画の紹介をしたサイトを作った事があるのですが、ライバルサイトの中には、他の作品についてガッツリと全部を掲載しているページがあったりして、そんなサイトと戦っても、勝ち目ないし。と言う事で、広告主に大して、こんなのありかよ?こちとら真面目にやっているのに、こんなんじゃ勝ち目ねーよ。と言う事を伝えたのですが、その電子書籍サイトの人から来た返信は、(著作権侵害をしているサイトを)見ましたが、どこも著作権侵害には該当をしていませんので、問題はありません。と言う内容でした。
Hand×コミックと言うサイトだったと思いますが、自社で販売をしている作品ではなければ、何をしているサイトであっても、OKと言うのが広告主のモラルでした。これ、一応、一部伏せてはいますが、メールの履歴は全て残っていますので、特に問題はないです。ただ、問題の根本は、グーグルの検索結果であって、民間企業におっさん個人はそもそも求めていません。公務員様だってモラルなんてないんだから、儲ける事が第一優先の民間企業にモラルがある訳ねーよ。位の気持ちです。世知辛いですね。
追加情報
ほほー。と言う事で、記事内に一応は伏せ字になっていますが、読んでいくと見覚えのある会社名がありまして、上で私が、やんのか!?この野郎!電話やメールで殺し合い3歩手前までやり取りをした代理店が出てきましたね。でもねー、書いておきますが、代理店よりも、そこに広告を出稿している会社の方と殺し合いの2歩手前までやり取りをした事はあります。
訴訟をちらつかされたのですが、何言ってるんだ?お前は?と言う事で、勿論訴訟に至る事はなかった訳ですが、もうあれから2年以上が経過をしているんですね。私は2年以上前から、広告を出稿している会社に警告と文句を言っていたんですね。いわゆる電子書籍になるのですが、うーん。何だろうな。BookLiveは割と電子書籍の中でもまともだったと思います。まともだからこそ、一旦アフィリエイト出稿の見直しに入ったのでしょうが、ガンガンやっている所は未だにアフィリエイト広告を出稿していますね。
断っておきますが、BookLiveの広告出稿を一旦停止させたであろう、Link-Aについても代理店としては、まともな部類だとは思います。少なくとも、はてなブログで名前が上がっている代理店よりは、まともだと思います。内情については知らないのですが、例えばAと言う作品の紹介をするとしても、それを扱っている代理店が数種類あれば、他の代理店のリンクもまとめて掲載をすると思います。いわゆるアフィリエイト広告になる訳ですが、上記のはてなブログで掲載をされている代理店の場合には、他社となる代理店で許可をされているバナー広告を掲載しているだけなのに、著作権侵害とか言ってくるの。意味不明でしょう?
で、Link-Aの場合には、一応そうした経緯があったので質問をしてみたのですが、何でそんな質問をするの?と言う感じで、全然問題がないと思いますが、それ、何の質問ですか?と言う感じで、あー、当たり前の会社だった。と言う印象を受けました。とにかくですね。モ○ーはマジでクソでしたね。そして、そのモ○ーを通じている時の広告主もマジでクソでした。同じ案件がLink-Aでもありましたが、Link-Aが止めているのか、Link-Aからは、そうした事は言われた事はなかったですかね。これで、同列企業だったら、クソ笑いますけどね。
結局は上に戻ってしまいますが、著作権侵害をしているサイトに広告を出稿している会社って、著作権侵害をされている作品を販売している会社がほとんどなんですよね。ここが不思議で面白いよね。経済的な面で支えている広告主には商品を卸しておきながら、サイトを問題視する。とか、プロレスなんですかね。
今後の方向性としては、まとめサイトにも飛び火をする可能性が大きくなっていると思いますが、アフィリエイトをしている立場としては、まとめサイトには手を出して来なかったので、ようやく時代が追いついてきたのではないか?と思っています。長かったな。
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