阪急交通社の『琵琶湖の名所めぐりと浜松城 ブランド牛味合戦と比叡山延暦寺初公開 内陣特別拝観 2日間』に参加をしてきました。ミラクル的な事も発生をして、個人的には思い出に残るツアーになりましたね。開催自体は11月に終了となるみたいですが、さきほど阪急交通社さんのホームページを見た所、まだツアー参加可能となっていますので、希望される方はお早めににどうぞ!
東京駅から、いざ出発
今回も早い起床でした。旅行をする度に体内時計が狂っていき、体調を崩しやすくなっている気がするのですが、どうなんでしょうかね?
集合場所は東京駅となり、そこでツアー参加者が揃ってから、皆で新幹線のホームへと移動。
新幹線の車内でお菓子を食べたり、まったりと浜松駅まで時間を過ごしました。
浜松駅に到着
約2時間程度で、浜松駅に到着!浜松駅なんて、今後降りる予定がない場所ですね。結構大きい駅になりますし、駅内は大河ドラマの直虎ゆかりの場所となっていますので、色々と盛り上がっている雰囲気は感じました。ここからバスに乗り込み、最初の観光スポットとなる、浜松城に向かいます。
浜松城で宮下先生の絵があり、ちょっと感動
着いたね!浜松駅城!なんて思っていたのですが、案外と階段がきつかったです。若き日の徳川家康の居城となっていて、その当時らしい、若い時の徳川家康像もありました。
中には、甲冑があったりしたのですが、レプリカだったりするので、歴史的な価値があるものなのか?どうか?と言うのは良く分かりませんでしたが、個人的には蠟人形が存在感を放っていましたね。何を根拠にこの形にしたのかは一切不明なのですが、自分の中で、これが徳川家康で良いや。と言う気持ちになりました。
三方ヶ原で武田信玄にボコボコにやられてしまい、うんち漏らして帰って悔しくて書かせた絵もありましたね。徳川家康は高齢まで生きた事で、我慢の人みたいなイメージが強いと思いますが、若い時には切れやすい性格だったみたいで、織田信長からも、お前、切れやすいから、とにかく我慢しろよ。と言われていたのですが、我慢出来ずに武田信玄と一戦交えてボコボコにやられた。と言う感じですね。
でも、この辺りは難しい所で、自国領内を悠然と通られてしまうと、その地域の領民からしてみたら、領主様は守ってくれない。となりまして、支配出来なくなってしまうので、そうした点で出たくないけれども、出ないといけない状況に追い詰められた。と言う感じになります。そこも含めて、織田信長は切れるなよ。と伝えていたのですが、結果的にはブチ切れてしまい、ボコボコにやられてウンチ、ブリブリとなった家康さん。ただ、そんな失態を絵に残す為に、か描かせている点が凄いですよね。これ、座っていますからね。ウンチがべったりとお尻の広範囲に広がっていると思います。
また、地下には宮下先生の絵が置かれていました。黄色の甲冑の武将が、漫画内で登場をしている徳川家康になります。経済などをしっかりと絡めて描かれているのが特長となっていて、いわゆるサザエさんとか、のらくろしか漫画と言ったら読んだ事がない。と言う人には驚くレベルの漫画だと思います。しっかりと色々な資料を読み込みながら描かれている作品です。
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関ヶ原に向かう途中で世界初を体験
浜松城から、関ヶ原の合戦跡にバスで2時間以上掛かります。ツアーでは途中でサービスエリアに止まるのですが、その途中で、注文をしてから豆を挽くと言う自動販売機がありました。こちらは世界初の試みの自動販売機となっているみたいです。試しに購入をしてみたのですが、現在の様子などがモニターに移されており、ちゃんと豆から挽いてるよ!と言うアピールがされていたのですが、モニターで出しくれるよりも、透明なケースにしてくれて見せてくれた方が良いかな?と思いました。味は確かに美味しいです。
関ヶ原で監督と握手!
多分、ただの原っぱだろうな。と思ってはいたのですが、実際に行ってみたら、やっぱり原っぱだった。となりました関ヶ原の合戦場所です。行けば、それぞれの武将の陣跡が一部残っている程度となっていると思いますが、自分が行ったのは、恐らくはメインとなる、石田三成の陣跡になります。
高台に位置しており、戦場の動きを見るのに最適な場所でしたね。実際に高台に登ると、そちらに案内版も、登場の西軍と東軍の配置図が描かれているのですが、それを見ると、登場の様子のイメージがしやすいですね。高台から見て左の山に位置している毛利勢が動かないわ。右の山に陣取っている小早川も動かないと思ったら、自軍に攻め込んでくるわ、と言う感じで、完全に詰みになるのが分かりました。
西軍と東軍の陣形については、陣形だけで見れば、完全に西軍の勝利間違い無しと言われているのは知っているのですが、確かに陣形を見る限り、西軍の勝利は間違いない。と言うのが実感出来ます。
戦上手の徳川家康が、その陣に突っ込んできている時点で、確実にに翼の部分が家康と通じている。と言うのを、石田三成はどこまで覚悟をしていたのでしょうか?
戦で負ける事自体は、大した事ではないのかな?と思いますが、石田三成の最大の失敗は負ける事を考慮して、逃げ道を準備していなかった事ですかね。この辺りが自分としては、三成油断したな。と思います。
映画『関ヶ原』の原田監督と握手!
映画、関ヶ原の原田監督が、何だかトークイベントの帰りだったのか、詳細については不明なのですが、とにかく遭遇をする事が出来ました。一緒に写真を撮って頂いたり、握手もして頂く事が出来ました。
これが都内とかを歩いている時にお会いする事が出来ました。とかであれば、別にどうと言う事はないのですが、お会いする事が出来た場所が関ヶ原って凄くないですか?この件については、ツアーとは当然全く関係がない点になり、本当に偶々でした。監督が滞在をしていた時間も、それほど長くはないと思いますので、本当にラッキーでしたね。
その他、こちらも何も意識していなかった点なのですが、ちょうど関ヶ原フェスティバルと言う感じで、何か催し物があったみたいで、隣に会場が用意をされており、そこに備えて鹿児島の火縄銃愛好会みたいな方々がリハーサルをしていました。その中の一人の方が、来年の大河ドラマとなる西郷どん!に1話目か2話目に登場をするみたいです。
調べてみた!
こんな感じのイベントがあったみたいです。いやー、本当にラッキーでしたね。
大一大万大吉、一人が天下の為、天下は一人の為に頑張れば、万事上手く行く。と言うのをスローガンに石田三成がしていて、それを旗印にしたものですね。歴史上、石田三成を悪役にしないといけない時期が江戸時代にはあったので、あまり評価をされていませんが、支配地域では石田三成は今も慕われているみたいで、善政を敷いていたのが分かりますね。
最近の研究では、石田三成と徳川家康は、そもそも仲が悪い訳でもなかった。と言う説も出ているみたいです。今後の研究に期待したい所ですね。
食事、和牛はやっぱり美味しいよね
食事はすき焼きとなりましたが、飛騨牛と近江牛の味比べが出来ます。他にも松茸ご飯食べ放題となります。こうしたツアーでの食事は、正直イマイチだったり、美味しいは美味しいけど、突き抜けて上手い!と思う事がないのが大半ですが、これは美味しかったです。
また、お土産物として、お店では取り扱っていない麩が一番人気らしく、うちでも購入をしましたし、多くの人が購入をしていました。すき焼きの具材に入っていたのですが、確かに美味しい麩でしたね。
また、隣に併設をされている、関ヶ原ウオーランドですが、今回のツアーでは行きませんでしたが、バスで横を通った再度にチラリと見えただけでも、シュールで良い感じでした。チャンスがあれば、是非とも行きたいスポットですね。
こんなの、絶対に面白いよね!
宿泊した長浜ロイヤルホテル
食後はバスで岐阜県から滋賀県に移動となります。宿泊先となる長浜ロイヤルホテルに移動ですね。時間的には1時間位はありましたかね。ホテル自体は綺麗なホテルでした。部屋も大きさがあり良かったですね。
ただ、冷蔵庫が半端じゃない位に魚臭かったです。たぶん、宿泊をした人が魚釣りを楽しんで、冷蔵庫に入れておいたのでしょうが、ホテルがチェックをしなかったのだと思いますね。ホテルの方、次は頼みますよ。
こちらのホテルで長浜ものがたり大賞コレクションと言う、超ローカル臭漂うコミックを購入。きちんとアマゾンでも販売をされていましたが、こちらで見かける事がなければ、アマゾン内でも探す事すらなかったと思います。まだ全部を読んだ訳ではありませんが、長浜がどう言う場所なのか、何となく分かりました。地域密着のこうした漫画があると、その地域の事を知るのに敷居を下げてくれますね。
その外、期間限定で足ツボマッサージが時間限定で割引をしていたので、試しにやっていただきました。電車やバス移動で腰に痛みを感じていたのですが、そこは併せると高くなるので、別に疲れている訳ではない足ツボを選んだのですが、膀胱や内蔵が疲れている可能性が高いとマッサージ結果を受けて、意識的に水分を多く取るようにしたのですが、次の日に半端じゃない位にオシッコが近くなりました。本当に悪かったのかもしれませんね。
豊公園と長浜城
宿泊をした長浜ロイヤルホテルの目の前に豊公園があり、そこを通れば、長浜城に出ます。長浜城はもちろん、リニューアルをされた城となっており、現在は博物館となります。また、今回のツアーでは、この公園と長浜城は含まれておりません。見たい人は勝手に朝早くに起きて見て来てね。と言う感じですね。
天気は生憎の天気となっていて、小雨が降っていましたが、これが長浜城か!とちょっと見れて良かったですね。石田三成が個人的には好きなんですよ。正しい事をしているのに、一部のアホのせいで駄目になった。と言う点に、物悲しさを感じさせてくれます。加藤清正なんて、いざとなれば秀頼様を連れて城で守り抜く!とか勇ましい事を言っていましたが、大阪の陣の前に改易されて、戦闘に参加すらしていないの。超アホだよね。
朝鮮出兵の件で石田三成と確執が出来た武将も多かったと思いますが、そうした些末な事を置いておいて、大局的に見なければならない場面で、三成憎しで動いた結果、徳川の天下になりました。と言う事になった訳ですね。
そんな三成に過ぎたる物が2つあり。と言われていまして、その一つが、佐和山城と島左近になりますが、佐和山城にも行ってみたいのですが、もうないんですよね。跡地だけになってしまっているみたいです。
長浜城自体は豊臣秀吉が信長から土地を貰って建てた城となっていて、この長浜城の城主だった時に、石田三成を拾った。と言う形になりますね。太閤井戸の画像などは、光が足りなくて見れないと思いますので、他の方のサイトで見れるのがありましたので、そちらのサイトも紹介をしておきたいと思います。
結構楽しい琵琶湖クルーズ
2日目となる最初は彦根港まで行き、多景島クルーズとなります。内容的には上陸と言うのもあるみたいですが、外から眺める形で帰るコースとなっていました。バスで移動中に国宝となる彦根城を見る事が出来ましたし、ちょっとバスの時と比較をすると小さくなってしまってしまっていますが、船からも彦根城を見る事が出来ました。
多景島の場合、島自体が御神体となっているみたいですが、細かい事は良く分かりませんでした。船は2階段建てとなっていて、1階はしっかりとした作りとなっていて、2階部分は空いている場所がありますので、天気によっては結構きつい場所になると思います。この日も雨がだいぶやんでいたのですが、残り水が上から少し落ちてくる感じでした。
多景島については、たぶんですが、二度と行く事はないと思いますが、琵琶湖にはこうした小さな島がいくつもあるみたいですね。
滋賀県のイメージとしては半分は琵琶湖だと思っていたのですが、実際には4分の1位までらしいです。それでも充分に大きい面積ですよね。流石は日本一の湖ですね。
道の駅で昼飯
比叡山延暦寺にこの後は向かう事になりますが、琵琶湖大橋を渡った所にある道の駅でお昼休憩となります。コース料金には含まれていませんので、各自で購入となりますが、個人的には近江牛メンチカツ入りのカレーを購入しました。
ちょっとお肉が硬かったですかね。写真での撮影をしませんでしたが、ラ・フランスとバニラのミックスのアイスクリームと揚げたての近江牛入りのコロッケは美味しかったです。寄る予定の人は参考にしていただければと思います。こちらで腹ごしらえをおえて、いよいよ比叡山延暦寺へ。
比叡山延暦寺で内陣を見る
来たね!比叡山延暦寺!仏教に詳しい私ではないので、この比叡山延暦寺が仏教の世界で、どう言った位置づけになっているのかは全く分からないです。どちらかと言えば、織田信長が中立だって言っているのに、朝倉を庇ったりして、中立じゃない立場位置になっていたり、金貸し業を営んで暴利を貪っていたり、女人禁制と言いながら、女性を連れ込んでいたりしたので、ついにはブチ切れて、焼いてしまった。と言う事で信長の怖さを伝えるエピソードのつまみとして出てくる比叡山延暦寺ですが、どう考えても比叡山延暦寺の方が分が悪いですかね。
生臭坊主を焼き討ちにした。と言うだけですし、そこに居合わせた関係のない子供については、可哀相。と言う位ですかね。織田信長そのものは、神道系の末裔と言われていたり、神社については大切に保護をしていたりしています。仏教だからと言って、別に嫌っていた様子も特になかったのですが、武装組織となっていた比叡山延暦寺については、相当腹が立っていたみたいですね。
で、釈迦堂の中ですが、写真撮影禁止ゾーンとなりますので、写真はりませんでしたが、こりゃ凄いな。と思える像が多数展示をされていました。普段はそれぞれの箱と言いますか、蔵に収められているらしく、それを全て出しているみたいで、これは初公開らしいです。
釈迦如来に対しては、
おん。さるばしちけい。びしゅだらに。そわか。
こちらを3回唱える事でご利益があるみたいです。
坂本ケーブル
ツアー最後となります、坂本ケーブルです。比叡山延暦寺内にあります、ケーブル電車となっていて、車などの移動が出来ないケースでは、こちらの移動手段で各所を巡る形になります。今回は釈迦堂のみとなりましたので、比叡山延暦寺については、全然見ていない状態となりますが、時間的に足りないので、仕方がないですかね。
ただ、こちらの坂本ケーブルについても、天気が良い日であれば、遠目に琵琶湖が見れたりするのですが、雨が降っている状況で、モヤも出ていた為、乗った感想としては、森の中を通った位の感じでした。天気は一番難しいですからね。
三河安城駅
行きは浜松駅まででしたが、帰りはこちらの三河安城駅から東京駅まで新幹線で帰る事になります。本場の串カツを1本食べたりしました。
その前にバスの移動時間が2時間以上あった為、途中でサービスエリアによったり、中京工業地帯を通ったりして、それなりにバスからの景色も楽しむ事が出来ました。
帰りの新幹線内で、有料オプションとなる弁当を食べたのですが、松坂牛の牛丼弁当みたいなものでしたが、凄く美味しかったです。一応、三河安城駅内でお弁当は販売をされていますので、有料オプションに申し込みをする必要性はないと思いますが、その辺りは好みに応じて注文をしておいて頂ければと思います。
ツアーを終えて
土地勘がグチャグチャになってしまったのですが、静岡県からスタートして、その日のうちに岐阜県に移動をして関ヶ原を見て、滋賀県に移動となります。そして帰りは三重県を通り帰りましたが、1泊2日では忙しいですね。もう1泊して比叡山延暦寺の時間を増やす。とかしていただけるツアーであったら、より良い物になったと思います。
関ヶ原は想像していた通りに、特に何もない場所でしたが、原田監督に会えた事で、自分の中では記憶に残る旅行になりましたね。
阪急交通社さんでは、他にも多数のツアーが行われていますので、自分の好みにマッチしたツアーがあるかどうかを探してみて下さい。
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