入院している間に梅雨明けしていました。退院後も絶賛ステロイド剤を投与中になります。取りあえず、夏が来ましたね。夏の定番メニューと言えば、人それぞれあるでしょうが、冷や汁と言う選択肢もあるぞなもし。と言う記事です。
冷や汁自体については、埼玉県だけではなく、全国の地方で時々見られるメニューになりますね。埼玉県限定で言えば、どこまで、こいつの家が埼玉県なのか?を測るリトマス紙になります。吾輩、母親が数世代遡っても、埼玉県になるであろう家系になりますので、子供の頃から冷や汁を知っていましたし、食べていましたが、親が埼玉とは何の関係もない場所から来たケースだと、やはり知らないケースが多いですね。
吾輩も薄らと、これは全国メニューではない事を気が付いてはいました。何故なら普通のお店で冷や汁を見た事がないからですね。でも、個人的には美味いと思っている料理ですし、料理経験がほぼない私でも、適当にやって5分で作れたので、是非とも皆さんにもやってもらいたい。そして、子々孫々伝えておいて下さい。
冷や汁の材料
まずは材料です。0から集めても、1000円掛からない程度ですね。
使う麺は、ひやむぎ。冷や汁が埼玉県の郷土料理だ!と言う事を、後で力説したいのですが、思い切り北海道産の麺だけど、気にするな! 家にすり鉢がある場合には、通常のゴマをすりながら、味噌をかき混ぜていくのが正攻法になりますが、一般的な家庭ではすり鉢なんてねーよ。と言うケースも多いと思います。私もありません。どうしたものか?と思っていたら、すでにすられているゴマがありましたので、これで解決。 味噌がベースになります。自分の好みの味噌を使って下さい。薄味は自分の中ではイマイチ。 キュウリ。細かい材料については、家庭によって多少の違いはあるものの、キュウリは確実に入っているはず。これがなければ冷や汁ではないでしょうね。今回は大木さんと島田さんのキュウリのハイブリッドです。 これ、超重要。食べた時の記憶だけを頼りにマミーマートに行って、適当に材料を集めたのですが、絶対にこれだけだと足りない。と不安になって、レジのおばちゃんに会計の時に、冷や汁の材料を教えてくれ!と泣きついたら、大葉がない。と言われて、あわてて取りにいきました。結果、これでしたね。風味として大葉なのか、シソなのか?それが分からなかったのですが、個人的に食べてきた冷や汁は大葉でした。
材料はこれだけです。一説によると、ミョウガを入れる。と言う説もあったり、埼玉県以外の冷や汁の場合には、また違った物を入れていたり、それこそ、クックパッドとかのお洒落料理とかだと、味噌に焼きを入れる。とか、冷や汁の最高の点である、すぐに作れる。と言う点を放棄している料理になっていたりと、ケースバイケースになっているのですが、個人的にはこれで充分だと思います。
冷や汁の作り方
キュウリを輪切りにする。後々、入れるタッパーの大きさによって使う分量が変わりますが、適当にやって下さい。切ったキュウリに塩を軽くふって、ぐちゃぐちゃに手揉みでもしておいて下さい。
タッパーに軽く味噌を入れて、キュウリをぶちこんで、かなり思い切った分量のゴマを投入。このゴマが少なかったりすると、キュウリの水分でちょっと水っぽくなるので注意。ただし、味についてはそう変化はないので、気にしないで大丈夫。
そして大葉をちぎってぶち込む。概ね5枚位で良いと思われます。
後はかき混ぜる。これでベースは終了です。手早くやれば、5分で終わります。
麺は茹でるたら冷やす
以外とシビアだよね。現在、自律神経がおかしな状態になっている俺氏。プレッシャーに極度に弱い状態が続いているので、タイマーで4分半を測れ。と言う文言に激しく動揺をしたのですが、何となくなりました。 茹でたら冷やす。まー、簡単だね。完成するとこんな感じ
こちらは人生一発目で作ってみたので、ちょっとゴマが足りなかったのか、水分が軽く残っている状態になりますが、上記の手順で作っておいた味噌になります。 食べる器に氷を入れておいて、 味噌を入れて、水を入れて、茹でたひやむぎを入れて、 これで完成。ひやむぎ自体は大量に一度に茹でてしまって、タッパーに入れて冷蔵庫で保存でも大丈夫です。一応は味で言えば、茹でたての方が美味しいとは思いますが、茹でるのも面倒な人には、作り置きでも良いと思います。また、写真にはいちいち撮影をしていません。こちらの味噌を器に入れて、ご飯を入れて、お湯で溶かして猫まんまみたいな食べ方もありです。お茶漬けみたいな感じでも、どちらでも良いんですけどね。サラサラとサッと食べる事が出来る料理になります。
失敗のしようがない料理、それが冷や汁
何度も食べてきたけれども、作った事はなく、一発目でしたが、普通に出来ましたね。最終的にはマミーマートのレジのおばちゃんに泣きついて聞いたのですが、いやー、皆優しいね。大葉を取りに行っている間に、後ろに、おばちゃんが並んでいたのですが、レジのおばちゃんが説明をしてくれていたので、ニコニコしていました。
40近いおっさんが、一人で冷や汁を作ろうとすると、周りのおばちゃん達が優しくなる。と言う、良く分からない不思議な空気になっていましたが、期待値が極めて低い状態なのは分かりました。いやー、期待をされない人生って、悪くないね。これからも、しっかりと期待値を下げておいて生きていきたいと思います。
冷や汁は夏の食べ物で汗をかいて塩分補給に良い料理になります。いつからある料理なのか?そんな事は知らないのですが、江戸時代からは余裕であるでしょう。
埼玉県の郷土料理は冷や汁ね
埼玉県の県民性で、良く埼玉県は愛がない。とか言われますが、マジで勘弁してくよ。と言う話でね。埼玉県に何の縁もなく、仕事と家庭の都合で仕方なく埼玉県民になった埼玉都民はるーぱんでも行ってろよ。と言う話なのですが、東京に用事がない土着型の埼玉県民の比率が多くなる、埼玉県北部では、冷や汁を知らない人は、そこまで多くないです。
もちろん、埼玉都民ではないけれど、元々違う場所から来た人も、それなりにいますから、知らない人もいますが、年配で埼玉県生まれであれば、皆知っていますね。
埼玉県民、全員が共有をする事が出来る料理かどうかは分からないのですが、北部では冷や汁は有名。なはず。埼玉県南部は知らない。お菓子なら色々とあるとは思いますけどね。五家宝でも、中家堂の軍配焼きも美味しいよね。
騙された。と思って、1回、冷や汁を作ってみて。コストパフォーマンスも高いけど、それよりも、手軽に作れる点が気に入ると思います。後片付けについても、カレーみたいに手間暇が掛からないのが、素晴らしいです。
最初の時点で記載をしていますが、ステロイド剤を投与中になりまして、何だか膝と指の関節周りがむくんでいる。と思っていたのですが、副作用で塩分が溜まりやすくなっているみたいでした。いやー、なんかむくんでいて、辛いなー。と思っていたんだよね。と言う事で、同じように、ステロイド剤を投与中の人は気をつけてね。
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