渋沢栄一の漫画まとめ(おすすめはこれ!)

渋沢栄一

渋沢栄一

渋沢栄一の漫画の中でもおすすめを紹介しています!

渋沢栄一がバブルである。時折、渋沢栄一に関する書籍は発行をされていましたが、大河ドラマに合わせて大量に出版をされましたね。一般書籍に関しては片っ端から読んでいくのは、時間的にも難しい話になりますので、せめて漫画だけでも、チェックをして、一番のお勧めを決定したいと思います。

いわゆる学習漫画中心になりますが、単巻で出版をされている作品を中心に、発行年度が新しい順番に並べています。最後には連載中の漫画作品についても紹介をしておきたいと思います。

多少はページをアップしてから、作品の追加をしていく予定ですが、数年以上前に出ている作品とか、辛うじて取り上げられている。と言う程度の作品についてはスルーをしていく方針です。

渋沢栄一の学習漫画

主に子供向けになるのかな?と思いますが、大人が読んでも、なんら問題はないです。事細かい事を知るだけの時間がない人も多いと思いますので、ザックリと漫画で理解をしていく。と言うのは非常に有効な方法の一つになると思います。

基本的には連載中の漫画については、まだ終わっていないので、学習漫画としてのおすすめには組み入れません。

一万円札になった男 【劇画】渋沢栄一伝『2021年出版』

一万円札になった男 【劇画】渋沢栄一伝『2021年出版』

一万円札になった男 【劇画】渋沢栄一伝『2021年出版』

みずほ銀行、日本製鉄、東京海上日動、キリンビール、王子製紙、日本郵船、一橋大学……。
生涯に500を超える企業、600を超える社会事業の創設に携わり、明治日本の礎を築いた渋沢栄一。
武蔵国の農家に生まれた男はいかにして「日本近代経済の父」と称されるまでになったのか<? br> 渋沢栄一の激動の生涯を劇画で鮮烈に描く!

劇画ファンの方、お待たせしました。学習漫画ではないのですが、カテゴリー訳をしようにも、単巻物となりますので、連載漫画でもないので、とりあえず学習漫画に入れておきます。

内容としては、かなりの部分が江戸時代に割かれています。血気盛んだった頃の渋沢栄一を劇画で表現をしてくれていたので、すーっと自分の中で楽しみながら読む事が出来たのですが、あくまでも劇画になりますので、多少は読む人を選ぶのかな?と思います。

講談社 学習まんが 渋沢栄一 歴史を変えた人物伝『2021年出版』

講談社 学習まんが 渋沢栄一 歴史を変えた人物伝『2021年出版』

講談社 学習まんが 渋沢栄一 歴史を変えた人物伝『2021年出版』

講談社学習まんがに新シリーズが誕生!
小学生から楽しめる、大人が読んでも新発見
「歴史を変えた人物伝」の第1弾は「渋沢栄一」

大河ドラマで話題の「日本資本主義の父」渋沢栄一の数奇な人生とは?
フランス文学の泰斗・鹿島茂のライフワークを
パリ生まれの漫画界きっての国際派・西山優里子が鮮烈に描く一大巨編!

監修者:鹿島 茂(フランス文学)
漫画家:西山 優里子 代表作:『Harlem Beat』

<監修者のことば>
渋沢栄一は日本が世界に誇れる真の偉人です。では、なぜ渋沢栄一は偉いのでしょうか? 自分だけではなく社会の全員が豊かになる方法を考え、資本主義経済の制度設計をした人だからです。意外かも知れませんが、資本主義は自然にできあがるものではありません。なすがままに任せておけば政府と結びついた経済人だけが大儲けして、残りの人は貧乏なままという社会ができあがってしまいます。渋沢栄一は農民の生まれながら、幕府の使節団として江戸末期にパリに赴き、社会の全員が豊かになる方法を学んで帰国すると、その考えを実行に移して、銀行や株式会社をたくさん設立して、日本に繁栄をもたらした人です。二十一世紀の私たちが渋沢栄一に学ぶべきことはあまりにもたくさんあるのです。

おい!ハーレムビートの作者が絵を担当しているぞ!これはマジやな。売る為に本気を出してきた。と思いましたが、中身も充実をしている作品となります。

渋沢栄一の人生を、どの角度から捉えるのが良いか?この辺りについては結論で記載をしたいと思いますが、個人的には渋沢栄一の好きな箇所をしっかりと捉えてくれていた作品でした。学習漫画の場合、監修が誰になるか?で大枠の部分が決まると思いますが、渋沢栄一についての著書もある鹿島茂さんになりますので、かなり完璧に近いのかな?と思います。

足りない部分もあるのですが、他の学習漫画ではない部分が補完をされています。具体的に言えば渋沢敬三の箇所ですね。これは間違いなく良作です。

結論にも書いていますが、この作品が渋沢栄一の漫画として一番のおすすめ作品となります。

渋沢栄一 (学研まんが NEW日本の伝記) 『2021年出版』

渋沢栄一 (学研まんが NEW日本の伝記) 『2021年出版』

渋沢栄一 (学研まんが NEW日本の伝記) 『2021年出版』

2024年、日本の最高額紙幣の肖像を長く務めた福澤諭吉に代わり、渋沢栄一が新しい1万円札の顔になります。織田信長や西郷隆盛など日本の偉人は数多くいますが、間違いなく現代を生きる我々の生活に一番関連している人物です。

幕末の動乱の時代、武蔵国血洗島(現在の埼玉県深谷市)に生まれた栄一は、武士に対する反感から尊王攘夷の志士となります。しかし、ひょんなことから幕臣になり、そして数奇なめぐりあわせで訪れたフランスで近代国家の先進性と繁栄を知りました。その経験と幼少のころから親しんだ論語の教えを胸に、明治維新後、数多くの企業の設立に関わり「近代日本経済の父」と後世呼ばれることになりました
また同時に、国際協調と平和を願い続け、ノーベル賞の候補にもなっていることは意外と知られていません。

日本が元気と活力を失って久しいといわれています。閉塞感に満ちた現代は、幕末の混乱の時期にも似ているのではないでしょうか。そんな中、渋沢栄一のように、古くからの教えを胸に秘めながら、積極的に新しいものを取り入れ、そして社会をよりよくしていくヒーローが求められていると思います。まず、彼の生涯を知り、考えを理解し、おのおのがそうしたヒーローを目指すこともできるのではないでしょうか。

巻末の資料ページやカラー見返しでは、様々なエピソードや関連人物の紹介、遺品などの写真も多く掲載してますので、渋沢栄一のことをより知りたい読者にもおススメです。

スタンダードなレベルの作品になるかな?と思います。大事な部分については、きちとん取り上げられている作品になりますが、ちょっと個人的は、キャラクターの描かれ方が、分かり辛い。と言う印象を受けました。

皆、大体チョンマゲだし。と言うのもありますが、あれ?こいつ渋沢栄一じゃなかった?とか、読んでいて、そんな感じになりましたね。

学研の学習漫画。かつ、現時点で紹介をしている作品の中で一番高くて、電子書籍で自腹を切ったので、一番高いんだから、一番充実をしている作品になっているに決まっているよな?とハードルを自分の中で上げてしまったのもあるかもしれませんが、その分、ちょっとガッカリな内容でしたね。

幕末・維新人物伝 渋沢栄一『2020年出版』

幕末・維新人物伝 渋沢栄一

幕末・維新人物伝 渋沢栄一

渋沢栄一は「日本資本主義の父」と呼ばれ、新しい1万円札の顔にも選ばれました。日本初の銀行をはじめ、現代も日本社会を支える数多くの大企業を創設するなど、その功績は新しいお札にふさわしいです。しかし、渋沢栄一の魅力は、経営者としての成功だけではなく、常に世のために生きるという道徳心に貫かれた生きざまにあります。激動の時代を迎える今こそ知っておきたい、日本が誇る偉人の半生を楽しいコミックで伝えます。

大河ドラマで言う所の、藍玉の番付表の下りの部分が少し描かれている作品でした。大河ドラマでも、ちょっとした緊迫した空気になるシーンでしたよね。具体的に描かれている。と言うよりも、ちょろっとお前がやってきた事を言ってみろ。と言うシーンでの登場となっていました。

また、補足説明として追加をしておきたいと思いますが、フランス留学中にベルギー国王自らが自国の鉄のセールスを始めて、『西洋には日本のように商売が卑しいという考えはないのか』と言うシーンがあります。こちらのシーンについては、概ね登場をする傾向が非常に高いシーンとなるのですが、この商売は卑しい。と言う考えについては朱子学の影響です。

唐突に商売は卑しい。と言う台詞が出てくるのですが、武士の支配階級は商売で利益を得るのは卑しい事。と言う発想が朱子学の影響でなっていたんですね。この辺りの事情があまり書かれていないのですが、そう言う事です。

カバーについてはシルクハットを被り、渋沢栄一の出身地である深谷で作られたレンガを使って作られた東京駅をバックに論語を手に持っている。欲張りバリューセットです。全体的な読後感としては、まーまー。と言う感じですかね。巻末にご当地マップとして、深谷市の渋沢栄一にゆかりのあるマップが付いていて、これが意外と使えそうです。絵柄的にも見やすい作品でした。

小学館版 学習まんが人物館 渋沢栄一『2020年出版』

小学館版 学習まんが人物館 渋沢栄一

小学館版 学習まんが人物館 渋沢栄一

日本経済の父とよばれた新1万円紙幣の顔!2021年のNHK大河ドラマ『青天を衝け』の主人公のモデル・渋沢栄一。明治維新後の日本に西洋の資本主義を持ち込み、新たな経済体制の確立に貢献した彼は、500以上の企業創立に関わっています。染料の藍を取り扱う農家に生まれた彼は、幼い頃から学問にも親しみ、やがて商売の才能を発揮し始めます。そんな時に日本にやって来たアメリカの黒船をきっかけに、幕府を倒そうと尊王攘夷運動に参加しますが、あることをきっかけになんと幕府側の一橋慶喜に仕えることになるのです。そしてパリ万博に参加する使節団に随行、そこで初めて触れた西洋の文化や経済に大きな刺激を受けるのですが、今度はなんと大政奉還が行われ、幕府はなくなってしまうのです…帰国した彼は、大隈重信、大久保利通、福沢諭吉、岩崎弥太郎など、数々の傑物たちと渡り合いながら、人びとが「ともに」幸せになるシステムを構築していきます。その根底には、幼い頃学んだ『論語』の考え方がありました。経済だけでなく、欧米諸国との民間外交を行ったことで、ノーベル平和賞の候補にもなっていた渋沢栄一。新時代の1万円札の肖像となる彼の、謹厳実直な生き方をご覧ください。

この作品は良かったですね。展開としては渋沢栄一の銅像を前にして、姪っ子と叔父さんの会話で姪っ子の渋沢栄一の説明から始まります。途中途中に、振り返る形になるのですが、別に邪魔になる形ではなく、スッと読む事が出来る構成となっていました。

絵柄的にも、くっきりとした形で描かれていて好感が持てる内容でしたし、岩崎弥太郎との対談もしっかりと収録をされています。

渋沢栄一バブルで同じように学習漫画で他の出版社からも、同じような形での書籍が出版をされているのですが、優男がカバーになっていて、いかにも卑しい気持ちを掻き立てるタイプが多い中で、せいぜい丁寧におっさんを書いてみた。と言うカバー自体にも、お?と思っていたのですが、中身についてもしっかりとしている印象を受けましたね。

こちらの作品が二番目におすすめの作品です。

学習まんが 世界の伝記NEXT 渋沢栄一『2020年出版』

学習まんが 世界の伝記NEXT 渋沢栄一『2020年出版』

学習まんが 世界の伝記NEXT 渋沢栄一『2020年出版』

2021年大河ドラマ主人公にして、2024年からの新一万円札の顔! 激動の幕末を乗り越え、明治政府で改革に取り組んだ後に実業界で大活躍。500にのぼる企業の設立・育成に関わるとともに、社会事業にも尽力し、二度もノーベル平和賞の候補に! 「近代日本経済の父」の、みんなの利益と幸せを求め続けた生涯に迫ります。

うーーん。違うな。と思いましたね。上辺の部分をすくい取っている。と言う印象でした。

渋沢栄一の学習漫画でありがちな、経済の基礎を作った。を強調しているのが多いのですが、今の日本経済に渋沢栄一の理念があるか?ないでしょう?

なので、読んでいて、渋沢栄一の人生をなぞってはいると思うのですが、ちょっと違うんですよ。と言う感想が残りました。あと、絵柄にも、気迫があまり感じない作品でしたし、ちょっと色々と物足りない作品。

マンガ&物語で読む偉人伝 渋沢栄一 津田梅子 北里柴三郎 (新しい伝記シリーズ)『2019年出版』

マンガ&物語で読む偉人伝 渋沢栄一 津田梅子 北里柴三郎 (新しい伝記シリーズ)

マンガ&物語で読む偉人伝 渋沢栄一 津田梅子 北里柴三郎 (新しい伝記シリーズ)

新札の肖像に選ばれた、渋沢栄一(1万円札)、津田梅子(5千円札)、北里柴三郎(千円札)の名言や人生が、カラーのマンガと物語で楽しく読める! 福澤諭吉、夏目漱石、野口英世、紫式部、樋口一葉、新渡戸稲造ら旧札の偉人たちのマンガ伝記も併録。

出版社からのコメント
■マンガと読み物、2段構えで構成
巻頭には、3人の「名言」にスポットを当てたオールカラーのマンガを掲載。彼らがその「名言」を口にした背景や心情を中心に、人生のダイジェスト版としてストーリーを組み立てており、それぞれの人間的な魅力を濃縮して描いています。このマンガを読むだけでも、後世に名を残した理由がよくわかります。
マンガを読んで人物像に興味がわいたところで、本編の本格的な伝記物語が始まります。小学生にも読みやすい文章で、楽しみながらさらにくわしくその生涯に触れることができます。マンガで読んだ内容が3人の予備知識になるので、より深く理解できる構成になっています。また、マンガや物語で紹介できなかった「名言集」や個人年譜も収録しています。

■現紙幣・旧紙幣の肖像に採用された偉人たちも紹介
さらに福澤諭吉(1万円札・1984年~)、樋口一葉(五千円札・2004年~)、野口英世(千円札・2004年~)、そして最近、手にする機会が少なくなった紫式部(二千円札・2004年~)の現紙幣の偉人たちと、なつかしい旧紙幣の肖像、新渡戸稲造(五千円札・1984年~2007年)と夏目漱石(千円札・1984年~2007年)の生涯も、「名言」に焦点を当てたオールカラーのマンガでわかりやすく紹介しています。

■大人の入門書としてもぴったり
紙幣の肖像に採用されるのは、日本が世界に誇る偉人ばかり。渋沢栄一は「近代日本経済の父」、津田梅子は「女子教育のパイオニア」、北里柴三郎は「近代医学の父」。こういうキャッチフレーズ的な知識はあるものの、具体的な功績となると、きちんと説明するのは難しいものです。一人ひとり、一から調べるのはちょっとハードルが高いかもしれませんが、本書なら1冊で3人の物語をカバーできます。対象読者は小〜中学生ですが、内容と情報量は一般書に引けをとりません。経済、教育、医学という専門分野も、わかりやすく解説してあります。大人の入門書としても最適! ぜひ活用してください。

【新しい伝記EXとは】
ベストセラー『ざんねんな偉人伝』『ざんねんな歴史人物』の「新しい伝記シリーズ」の特別版として、新たにこの「新しい伝記EX」が誕生しました。その第1弾が「紙幣の肖像」を切り口にした本書です。今後も、今までの「伝記」とひと味もふた味も違うユニークな「偉人伝」をお届けする予定です。

欲張りセットとなっていて、合計で6人の偉人紹介となっているのですが、その分として渋沢栄一に割かれている部分も少なくなります。加えて、根本的にこちらの書籍は漫画は申し訳ない程度で、メインとなっているのが普通の文章となります。

本来的には、このページに入れるのも不適切だったかな?とちょっと後悔をしている作品ですかね。文章がある事自体には問題はないのですが、漫画がメインではないので、ちょっと毛色の違う作品となりました。

学習まんが 人間 渋沢栄一(矢野功)『昭和63年出版』

学習まんが 人間 渋沢栄一(矢野功)

学習まんが 人間 渋沢栄一(矢野功)

これ良いぞ。素朴な絵柄(作者:矢野功)になるのですが、監修が渋沢資料館と言うのがポイントですね。渋沢栄一関連書籍のバブルとなり、他の学習漫画についても渋沢資料館に監修の依頼などはあったのではないか?と推測をしましたが、手を貸さなかったみたいですね。

渋沢栄一の学習漫画としては、異彩を放つ一冊になっています。発行についても竜門社となっています。

惜しい点があるとしたら、半生で終わっている点になりますね。フランス留学中に現地の軍人と戦いそうになり、『何をこしゃくな!毛唐人めが!』と硬派な台詞もあり、特に渋沢栄一を綺麗にしようとしていないのが、こちらの書籍の良い点になります。

現在売り切れが続発。と言うか、再生産をしているのか?と言うレベルになります。販売先についても、渋沢栄一のオンラインショップにて、500円。と言う特価料金で販売をされているのですが、在庫はなさそうです。図書館で探せばあるんじゃないでしょうか?私自身も図書館で借りて読ませて頂きました。内容としては非常に濃密な作品ですね。

お薦め度としては高い作品になるのですが、品切れが続いていて、そもそも作る気持ちがあるのか?と言うのも気になる所ですね。下のリンク先で販売をされていたら、購入をしてみて下さい。なければ、最寄りの図書館で調べてみましょう。

連載中の渋沢栄一の漫画

渋沢栄一を主人公に据えて、現在進行形で連載をされている漫画について紹介をしておきたいと思います。こちらは単巻ではなく、あくまでも連載になりますので、今後どうなるか?については不明です。2021年4月時点での、あくまでも主観での感想を添えておく程度になります。

日本を創った男~渋沢栄一 青き日々~

日本を創った男~渋沢栄一 青き日々~

日本を創った男~渋沢栄一 青き日々~

『哲也~雀聖と呼ばれた男~』で長期連載をされていた星野泰視作品となります。学習漫画とは、そもそも違っていて対象年齢も上になりますので、当たり前の話かもしれませんが、一コマ一コマの画力については、今回紹介をしている作品の中では一番ですね。

ただし、概ねの大枠のストーリー展開としては史実に基づいていると思いますが、史実をベースとしたフィクションだと思っておいた方が良い作品です。

2巻までの話で言えば、いよいよ高崎城乗っ取りに向かい始める所で終わっています。今後、渋沢栄一のどこまでをやるのか?不明点も多いのですが、単行本の発売を楽しみにしています。

栄一 ~渋沢栄一伝~

栄一 ~渋沢栄一伝~

栄一 ~渋沢栄一伝~

町田翠の作品です。絵柄的には優しいタッチで描かれているので、意外と硬派な人生だった渋沢栄一の人生を描くのには、マッチをしないのではないか?と思いながら読んでみたのですが、割と悪く印象でしたね。

ストーリー展開としては、意外と早い展開になっていまして、上で紹介をしている『日本を創った男~渋沢栄一 青き日々~』では2巻が終わった時点では、まだ高崎城乗っ取り計画は終わっていないのですが、こちらの作品では、すでに終わっていて、徳川慶喜との対面も果たしています。

ただ、出会いのシーンが一般的なオーソドックスな形とは違う形になっていますね。大河ドラマがどこまで史実に基づいているのか?ちょっと分からない部分も多いのですが、他の作品とは少し違う展開で、徳川慶喜とご対面。と言う形で1巻は終了となります。

渋沢栄一、お勧めの漫画の結論

これを言っちゃ、お終いよ。と思うのですが、一冊ではなく数冊は読んだ方が良いです。それぞれの切り口が多少の角度の違いがあります。

個人的な話であって、もちろん、主観が入りまくりとなりますが、読み終わって知人に勧めるとしたら。と言う観点で言えば『講談社 学習まんが 渋沢栄一 歴史を変えた人物伝』が、まずは外せない作品になると思います。

合わせて『小学館版 学習まんが人物館 渋沢栄一』も読めば、もう、ほぼ完璧なのではないか?と思います。あえて学習漫画の中で順位を付けるとしたら、『講談社 学習まんが 渋沢栄一 歴史を変えた人物伝』が一番。二番目は『小学館版 学習まんが人物館 渋沢栄一』になります。この二つを読んで頂ければ、充分でしょうね。

ただし、『学習まんが 人間 渋沢栄一(矢野功)』が運良く在庫がありましたら、こちらも必見です。文字数が多いので、現代っ子の子供向けか?と問われると厳しい印象を受けますが、文字数が多い分として内容も充実をしていますね。

※この箇所については、追加して読んだ学習漫画によって内容が変更となる可能性があります。

補完情報

作品によって書かれていたり書かれていなかったり。となるのですが、まず前提として、こちらのページについては子供ではなく大人が見ている事を想定させて頂いています。自分自身が読もう。と考えているのか?子供に読んで貰うのに、どれが良いか?その辺りまでは考えていませんが、前提としては大人が読んでいる。と言う事で書いています。

で、学習漫画では渋沢栄一の母親が貧しい人に対しても優しかった。と言う下りが、概ね全ての作品に書かれているのですが、これとっても大事じゃないかな?と思うのですが、らい病患者の面倒も見ていました。当時はらい病は感染をする。と言われていた病気で単に貧しい人。と言うレベルではないです。そうした方に対しても、医師の話を聞き、感染の心配はない。と言う話を聞いた上での事になると思いますが、らい病患者に対しても普通に接していたみたいです。

この部分が子供向けの学習漫画では、あまり記載をされていないですね。子供に対して、らい病って何?とか、そうした話になってしまい、横道にそれてしまう事を防いだのかな?事情は分からないのですが、大人の事情でしょうね。

渋沢栄一がヨーロッパ留学をしている下りの部分で、商人と軍人が対等に話をしているのを見て、驚いているシーン。これは身分制度の話。と言うのは、すぐに理解をしやすいと思いますが、ベルギー国王が自ら鉄を売り込みをしてくる箇所で、商売と言う卑しい話を国王自らが!?となっている作品がありますが、こちら上でも書いているのですが、朱子学の影響になります。

渋沢栄一が残した物。と言うのは、多数あるのでしょうが、残念ながら道徳経済合一説は、社会全体が実践をしているとは思えないですよね。完全に好みの話になりますが、『講談社 学習まんが 渋沢栄一 歴史を変えた人物伝』では終盤になると、孫の渋沢敬三の視点からの話が始まりますが、その渋沢敬三がパトロンになって育てたのが、日本民俗学の宮本常一先生です。

金儲けになるかどうか?よりも、将来にとって必要かどうか?渋沢栄一イズムを継承していた渋沢敬三によって、全く金儲けにならなかったであろうし、今の生活をしていく上で、必要か?と言われたら、別に必要ではないかもしれないけれど、根本になるであろうアイデンティティを残してくれた。それが渋沢栄一が残した一番大きな物でないのかな?と思います。

それぞれの渋沢栄一像があって然るべきかな?と思います。とりあえず、このページを作成するのに、一部は図書館で借りて済ませたのですが、自腹で購入をしているのもありますので、皆様、買って下さい。とりあえずebookjapanの単価が一番高いので、二人ぐらいの方が新規登録をして頂ければ、ペイ出来る金額になりますし、それ以上の方が登録をして頂ければ、渋沢栄一の作品も追加購入出来ますし、北条義時に備える事も出来ます。なので、宜しく!

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ちょっと高い飲食店のおばちゃんに、「あたなは大器晩成。50過ぎてから成功する!」と言われました。だから、今は凄く頑張ってもロックが掛かっていて、そのせいで、突き抜けられない。と自分に言い聞かせています。写真はジャワ原人ですが、目が二つで、耳があって口があるので、大体こんな感じです。笑うとオダギリジョーに少し似ていると言われました。イケメン説が浮上しています。