勢いだけで四国・松山に行った話 2

二日目でございます。この日は、午前中は雨。午後は晴れ。と言う事でしたが、ホテルを出たタイミングでは、すでに雨もやんでくれていました。ちょっと曇り空でしたけれどね。

伊丹十三記念館→道後温泉→正岡子規博物館→湯築城跡→セキ美術館と言うルートを決めていました。最初の伊丹十三記念館だけ、別方向となりまして、伊予鉄道の松山駅からバスが通っていて、そこから降りて歩いてすぐみたいなので、まずはそちらから。もう、現地の方が使っているバスを使う。と言う、もう慣れたもんですよ。と言う所を見せつけてやりました。

なお、この時点で金曜日のバスあるかな?と言う事で、前の日の坊っちゃん広場で質問をさせて頂いた女性と代理店で遭遇をしました。結論としては、昨日まではなかったバスですが、キャンセルが出てもう空いている状態でした。全くもって、つまらん話であります。そしてお値段が金曜日価格。と言う事で、倍以上のお値段。ふーむ。もう少しギリギリで生きていたいので、予約をせずに放置。

と言う事で、二日目のルートは前日と違って、割と綺麗に自分の中では、まとまりましたので、紹介をしていきたいと思います。

伊丹十三記念館と十六番館

十六番館
十六番館

バスを降りて、伊丹十三記念館に向かう前に寄ってみました。今でも良く分かっていないのですが、松山では有名なお菓子屋さんなんですかね?こちらの、一六名物しょうゆ餅と言うのが、一番美味しかったです。タルトが松山は有名なんですかね?あんまり詳しくはないのですが、タルト自体に、そこまで。。と言う感じでしたので、自分のツボに一番入ったのは、一六名物しょうゆ餅でしたね。ネットでも買えるみたいなので、興味のある方はどうぞ。

一六名物しょうゆ餅5個入

伊丹十三記念館は基本的には、撮影禁止

正直、伊丹十三自身には、あまり興味がなく、父親の伊丹万作に興味があったのですが、こちらの記念館を通じて、伊丹十三自身にも俄然興味が湧いてきましたね。今度、映画とかも見てみたい気持ちになりましたね。

ちゃんとはみた事はないのですが、かなり際どい。と言うか、個人的には、でしょうね。と言う話をガンガン作品に投影をさせていた作品が多いみたいです。宗教団体と政治とかね。もう、これ以上はいちいち書いたりしませんが、そう言う事を作品で描いています。

この人は、何が本職なの?と思える位に様々なジャンルの事が展示をされていましたが、やはり父親についての、本人の思い出が書かれているのが、自分としては印象的でした。立派な人だったんですね。今でもこれだけ立派な著名人なんているかいな?と言う位に、物申す事が出来る人であります。人間としてリスペクトするべき存在ですね。

中には軽食を食べる事が出来る事が飲食スペースがあり、マルサの女のテーマ曲が掛かっていました。

マルサの女 作業用BGM 1987年作品

道後温泉を見に行こうぜ!

と言う事で、バスで伊予鉄の松山に戻りまして、そこからは路面電車(一律180円)を乗って道後温泉まで行きました。名物らしい、坊っちゃん列車ですが、ついぞ見る事がなく終わりましたね。運休と表示をされていました。

と言う事で、道後温泉はこんな感じでした!

足湯に浸りながら、隣にいたお父さんに話かけてみたのですが、白鷺が足をつけていたのが、道後温泉の発見の始まりらしいです。足湯に入れている吾輩の写真の横の道後温泉を囲んでいる所に薄っすらとですが、白鷺が映り込んでいますが、そう言う事だったんですね。聖徳太子も訪れた。と言う伝承も残されているのですが、まー、それは噓でしょうね。関東の方では、やたらと日本武尊が通った。と言う伝承が残っているのと同じようなものでしょう。

前の日の記事にも書いたように、坊っちゃんのモデルは、山口出身で埼玉県の熊谷でも教師をしていた人がモデルぞなもし。と言う事をお父さんに話をさせて頂きましたが、やはり知りませんでしたね。ただ、夏目漱石については、多少は詳しいみたいで、あんな繊細で、ブツブツとした人が坊っちゃんのモデルな訳ねーわな。と言っていました。うん。私もそう思います。

道後温泉自体は工事中となっていて、ここでは別館の温泉に入れるみたいですが、この足湯も同じ温泉みたいですからね。割と熱くて、ずっとつかっていたら、つかっていた足の部分が赤くなりました。

どうでも良いのですが、話を色々としたお父さん。奥さんは友達とホテルのレストランでランチで、それが終わるのを待っていたみたいです。え?お父さんはお昼は?と聞いたら、おにぎり二つと聞いて、涙が出そうになりました。ちなみに、近いうちに都内にくるみたいで、埼玉県の観光スポットの話を少しさせて頂きました。

湯神社
湯神社

足湯の場所から、ほど近く。と言うか、もうほぼ隣と言うか隣接をしているのが湯神社になります。ここから、伊佐爾波神社に向かいました。

伊佐爾波神社は立派でした

伊佐爾波神社、結構登るのね!段差が微妙で、一つずつ登り降りをしました。中には絵馬が多数展示をされていて、一通り見終わり、喫煙所があり、そこで休憩をしていたら、中高年夫婦が拝殿だけ見て帰ろうとしたので、『中を見ないんですか!?』とまるで、地元の観光局の人みたいな発言をしてしまいました。

単に立派な神社だなー!では終わりではないので、是非とも中の絵馬もしっかりと見て下さい。それにしても、関孝和なんて、もう何年ぶりだろうね。名前を聞いたの。

正岡子規博物館が何だか妙だった

行ってきました。正岡子規博物館。あの有名な正岡子規の横顔の写真ですが、あの写真は、もう体が動かに状態でカメラの方向を正岡子規自身が、動かせる状態ではなかった為に、横顔での撮影となったみたいです。

徐々にですが、秋山兄弟よりも、正岡子規に興味が湧いてきていたので、楽しみにしていて、実際に良かったのですが、館内は基本的には撮影禁止となりますので、実際には画像よりも、遥かに展示物は多かったのですが、愚陀仏庵を再現したのは撮影OKで中にも入れました。

それよりも、館内の冒頭の部分で、太古の松山みたいな感じから始まり?え?正岡子規と関係なくない?と中々に戸惑わせてくれましたね。

結核に苦しみながら、一生懸命に生きて一生懸命に死んだ。正岡子規については、そんな印象を持ちましたね。江川達也の『日露戦争物語』だと、半分ギャグキャラとして描かれていたので、こんなに情熱のある人だったんだ。と思いました。【人間は生きたように死ぬ。】『エンドオブライフ』と言う本に書かれていた、いっせつになりますが、しみじみと、なんとなく、そんな文章が頭をかすめていきました。

湯築城資料館

湯築城資料館に向かう途中
湯築城資料館に向かう途中

湯築城資料館に向かう途中の公園の中で、鳥さんが水たまりで、体を冷やしていました。そんなに暑いとは思わなかったのですが、鳥さんには暑かったのかもしれませんね。

湯築城と松山城については、同時期に存在をしていないんですよね。戦国時代で天守閣が出来て。と言う前の山城タイプになるので、お城感があまりないかもしれませんが、当時は全国的にも、有数のお城となっていたみたいです。

500年前の猫の足跡がついている食器。と言う事で、猫が足跡を付けたのを気がつかないまま、焼いてしまったんでしょうね。

後はビデオがあったりして、全部をしっかりと見ようとしたら、一時間位は掛かりますかね?ちなみに入場料は無料でした。そして観光案内のボランティアの方々が案内をしてくれているので、こうした人達の方が、圧倒的に詳しいのですが、次はセキ美術館に行こうと思うんですよ。と言う話をしたら、オルゴールをかけて貰えるので、聞いてみて下さい。と、え?マジで?それ、知る人ぞ知る情報じゃないですか?と言う情報を入手しました。おじさん!だんだん!

セキ美術館でオルゴールを聞こう!

セキ美術館

道後温泉から、歩いてすぐにあるのがセキ美術館になります。ロダンが置いてあるぞなもし!と言う事で、拝見させて頂いたのですが、藤田嗣治が展示されていないタイミングでした。無念!

ただ、別のページで後述をしますが、多分とエクスキューズがつきますが、こちらでのプレゼントが一番豪華です。詳細は別のページで。

さて、こちらのセキ美術館ですが、展示物については、全ての撮影がok!ただし、フラッシュはたかないでね。と言う形になりますので、代表展示物をいくつかのアングルで撮影をさせて頂きました。

以下、館内に入り、ボランティアのおじさんから聞いた情報で、オルゴールを聞かせて頂けると聞いたのですが、、と伝えると、白い手袋をはめて、オルゴールを回して頂きました。音声の撮影の許可についても、大丈夫。と言う事で、以下ちゃんと自分自身で撮影をした動画になります。

セキ美術館のオルゴール

いやー、良かったですね。ただ、ちょっと良く分からなかったのが、この日が12日になりまして、館内のスタッフさんが、12番目の曲をかけてくれたのですが、全く知らねー曲名でした。一応ノートに『兵士 トミーアトキンス(サムエルポッター)』とメモをしたのですが、全く探しても出て来ないです。元の曲名が分かる方いませんか?

何だか聞いた事があるような、ないような。と言う曲ですよね。100年以上前?のオルゴールとなりますので、調子が悪い時もあるみたいですが、この日は一発目で無事に再生をしてくれて、綺麗なメロディーを奏でてくれました。

他の展示物ですと、やはり横山大観の竹のとか、凄かったですよね。そしてロダンの彫刻ですが、物凄く丁寧に女性の銅像を後ろから見たのですが、うーん。。大事なポイント彫られていませんでした。妙だな。

JR松山駅前の、とみやでカツカレーを食べました

恐らくは、全国どこでも食べる事が出来るであろう、カツカレーを食べました。セキ美術館の後は一度ホテルに戻り、地元のスーパーとなる、フジグランで買い物をしたりして少し時間を潰してから、夕食となりました。

のちに、鯛めしが名物と聞いたのですが、うーん。。あんまり、そそられないのですが、食べておけば良かったですかね。でも、とみやのカツカレーですが、凄く美味かったですよ。優しいサラダ付き!

と言う事で、松山ぶらり旅!二日目は、これで終了!となりました。ちなみに、夜に帰りの事をちょっとだけ真面目に調べたら、ジェットスターが高速バスと同じ位の金額でありましたが、あえて予約をせず。帰る方法は翌日に持ち越しとなりました。代理店では、飛行機を調べて貰ったりもしたのですが、ない。と言われていたのですが、ほらね。ドンドンとキャンセルが出て、結局何とかなるんだから。つまらないですね。どうしようもない状況で、ハラハラしたいので、埋まってくれるのに期待をして、ハラハラさせてもらいたくて就寝。

勢いだけで四国・松山に行った話 1(前日の記録になります)
勢いだけで四国・松山に行った話 3(ラストになります)

オルゴールを発見したので追記です

Polyphon 24 1/2″ Disc No.4114 Private Tommy Atkins

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ちょっと高い飲食店のおばちゃんに、「あたなは大器晩成。50過ぎてから成功する!」と言われました。だから、今は凄く頑張ってもロックが掛かっていて、そのせいで、突き抜けられない。と自分に言い聞かせています。写真はジャワ原人ですが、目が二つで、耳があって口があるので、大体こんな感じです。笑うとオダギリジョーに少し似ていると言われました。イケメン説が浮上しています。